このアンケートの聴取は2022年8月26日から2022年8月28日の間、Instagram個人アカウントおよびこのサイト( http://macaws.jp/mochicco/?page_id=1042 )にて行いました。
ご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました! 一部文言を丸めたり表記ゆれの調整などさせていただきましたが、ご記入いただいたそのままをランダム順で掲載しています。
Q1 子犬や保護犬ではなく繁殖引退犬を迎えようと思ったきっかけを教えてください。
- ニンゲンにより辛い目に遭わされていた犬にのんびり楽しい時間を過ごして欲しいなと思ったので保護犬か繁殖引退犬をと思いました。保護犬は引き取りに際し単身不可や収入の開示などの要件が課せられていることが多くて見合わせました。
- 愛犬を亡くし、次を…と考えた時、子犬や保護犬など選択肢はありましたが、たまたま亡くした子の血縁関係がある子が繁殖犬を引退すると知った時、一緒に暮らしたいと思いました。
- SNSでブリーダー(繁殖屋)さんが亡くなり殺処分になる可能性があると知り、自分の住んでいる場所から行けるところだったため興味を持った。
- 私自身でなく、兄が引き取りました。経緯としては犬好きで保護活動等も行なっている知人より紹介があり、引き取り手がなければそのまま殺処分と聞いた為。
Q2 その子を迎えてよかったことを教えてください。
- シニア犬なのでエネルギーレベルが中年のカイヌシとあっている。お母さん生活が長かったからか気長で優しい性格をしている。なにもかもすべてがかわいい。
- 何かのチャンピオン犬だったと聞いており、実際にかなり躾が行き届いていたので吠えたりは一切ありませんでした。トイレの粗相もなし。
- 良くも悪くも生活リズムが確立しているため無理に何かをさせるのではなく、その子に合わせ生活を整えて行けるところ。とにかく可愛い
- 嫌な事があると唸り噛みつく、歯を当てるなどの行動はありましたが、気をつける事で回避出来ました。迎えて3年になった現在はそのような行動はしなくなりました。迎えた初日から私たちの暮らしが明るく豊かになり、かけがえのない存在です。
Q3 その子を迎えて困ったことや悩みを教えてください。
- 一番の問題はどこでもチッコ、ウンチでした。子犬の時と同じ様にトイレトレーニングを繰り返した結果、覚えてくれました。たまに粗相はありますが許容範囲です。
- 一番の悩みは犬にかかる情報がほぼなく、正確な年齢、既往歴、生活習慣などがわからないこと。あまり評判のよくない団体から引き取ってしまったからかもですが…。小さな問題はトイレの匂いに安心するのか用済みのトイレシートの上で寝たり、寝床でトイレをしてしまうこと。これは小さな工夫をすることで対策できています。
- お散歩や人との生活に慣れるまでに時間がかかったこと。おもちゃなどの使い方が分からず運動不足になりやすい。今はそれも良い思い出です。
- 散歩でしか排泄をしない子だったので外の状態がどうあれ絶対に外に出ないと行けない時だけ強風吹き荒ぶ中その為だけに出たのが今では思い出です。 一度だけ、ボール遊びをしようと投げたら口にボールがガッチリ嵌まって中々抜けないし、本人は威嚇のつもりはないんだろうけど顔が怖い(笑)のと、無理やり抜くしかなく頑張ったら双方血だらけになったので以後ボール遊びは禁止になりました。
Q4 繁殖者は繁殖できなくなった犬をどうすべきだと思いますか?
- まずはペット産業と言われている現在の状況が変わらなくてはならないと思います。ペットを商売としているブリーダー(繁殖屋)とその犬種の良い血統を守るべく、勉強や時間、お金、など惜しみなくかけているシリアスブリーダーがいます。個人的には、シリアスブリーダーの方の繁殖犬は家庭犬と同じ様に最後まで一緒に過ごしている。または信頼出来る方に託される場合もある。繁殖引退犬と言う美化された言葉を平然と表に出してる繁殖屋から、引退犬を迎える事は、その繁殖屋に加担してしまうので手を出して欲しくはない。けれど、犬や猫には全く非がないのが悩ましい。迎える側が情報や知識を得て、深く考える事が大切。
- 本来は終生飼育徹底すべきだとは思いますが、それで殺処分となるならやはり次の飼育者へ引き継いで欲しいです。人間の都合で無理やり繁殖させたんだから、それ以後は幸せで好きなようにさせてあげたい。
- 終生飼養を義務付けるのと全ての情報を開示した上で販売可にする…どちらが犬にとって幸せなのか結論に至っていません。
- 最後まで自分で面倒を見ることが出来る環境があるといい。保護に出すのもひとつの手段。
Q5 Q3での困りごと/悩みについて、繁殖者がこうしてくれていたら、などがありましたら教えてください。
- 生年月日、既往歴、これまでの生活習慣などの情報を開示してほしい。うちの犬の引き取りに際しては犬登録書や接種記録はなく、全て口頭での伝達でした。
- あまり遊んでなかったのかやはり加減が分からない感じだった。繁殖犬としか見てなかったんだな、、、余計に悲しくなりました。
- 人と暮らす訓練をして頂けると飼いたいと思う人も増えるのではないかと考える。たとえばお散歩やトイレの躾、無駄吠え、おもちゃでの遊びなど。
Q6 その他、ご自由にお書きください。
- 実際の飼い主は私の場合は兄であり、たまに遊んだりする程度でした。最後は散歩中に拾い食いをしてそのまま腸閉塞で亡くなったそうです。犬種の性質上おそらく子犬とも触れ合うことなく、ひたすらに頑張ってくれてたんだろうなと思うと晩年は少しでも楽しく彼女らしくのびのび過ごせててくれたら良いな、と思います。
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これらのご回答は本当に貴重なデータとなり、これから繁殖引退犬を迎えようかと検討している方の参考になると思います。ありがとうございました。
少ないサンプル数ですので傾向をまとめることは致しません。当然のことですが、個体差、育てられた環境によってその犬の状態は違ってきます。また、今回は飼育放棄された犬(保護犬)やブリーダーから最初の飼い主として迎えた犬などを除き、「繁殖引退犬」に限って聴取いたしました。