たま〜に「キャイーンキャイーンキャイーン」って言うようになったわーちゃん。
それが寝起きの場合が多いので、なんだろ?しびれたのかな? 骨に棘ができていたりして、
動かすたびに痛いのかな? と思っていたけども
病院で、脚が痛いみたい。と告げ、足の関節をグリグリ回したりなど検査してもらったところ、
獣医「足は痛くないみたい。いたがらないよ。」
私「えっ? じゃあなんだろう…」
獣医「足はどんなときに痛がるの?」
私「寝起きに、ここ3日で5回くらい。」
すると先生はわーちゃんの首を触診、「ここが痛いみたい」
わーちゃんの右前足をグーにして床につけてもなかなか戻らない。
普通の犬はパッと戻る。
診察台の上ということもあって、緊張しまくっているせいだけではないと思う。
「少し麻痺が来ている。頚椎のヘルニアだねー」と。
ええっ? ヘルニア? って何? 確かに(ちょびっと)太っているし、胴も長いけど、ヘルニアまで行くほどの体型だろうかって思っていたので予想外過ぎてショック。涙目になる私。
脚が痛いんじゃなくて、不意に首を曲げると痛みが走って鳴くのであろうとのこと。
起きている時なら気をつけて動かさないようにしているけど、寝起きだと忘れていて痛い方向にも動かしてしまうのか。
そんなわけで、首があまり動かないようにと包帯を巻いてもらう。
ぐーるぐーる、と包帯2本使って青いわーちゃんになったw
「絶対安静にしてね。散歩も抱っこして行って、トイレだけで。
首輪はしないでハーネスにして、家の中でもサークルに入れて出さないように!」と言われる。
今なら笑えるけどショックすぎてぼーぜんとしていたし、
これから、わーちゃんはどうなっちゃうのだろう?と不安で仕方なかった。
あんなに走るのが好きなのに、もう走らせてあげられないの?
山や林道が好きなのに連れて行っても楽しませてあげられない…。
涙が止まらなかった。
しかし切り替えの速い私のこと、
きっちり治療して車椅子でもなんでも使えるようにしたろう。
Mutt Mobility Device Keeps Fido Independent and Running
階段が降りられるし、フセなんかもできる犬用車椅子もある。
この車椅子が手に入れられるかは別として、諦めるんじゃない!
まだわーちゃんは10歳だもの。
たとえ歩けなくなってもいろんな遊びがあるし、それを簡単に引き出せる環境があるじゃないか。
1日1回の投薬と安静、抱っこで散歩はべつに負担でもなんでもないしこれを続けてみよう。
わーちゃんは「なんでだっこなの」って不満だったみたいだけどね。歩けるし。
抱っこして連れていった公園にて。なんか不満そう。帰りたくないんだろうな。
本当に排泄だけのために下ろして、あとは抱っこでした。
ステロイド剤のせいで腹は減るし、喉は乾くし、散歩は行かないし! なんなのよー!2階にもいっちゃダメって言うし、飛びついておかえりーもダメだし、わーちゃんはすごくストレス溜まったかもしれない。ごめんよ。
そんなこんなで1週間があっという間に経ち、再診の日。
まだ麻痺はあるけど、痛みが減っているみたいね。
CTやMRIは今のところ撮らなくてもいいけど、痛みが出てきたりしたらすぐに来てね!と言われる。
なるべく安静にね。
他の犬と戯れさせたりしないように!っと。
薬も2日に1回になった。
ということなので今も行きは抱っこで、おしっこした帰りだけ(ほんの3分)歩かせる程度のお散歩にとどめている。
ハーネスはPJのおさがりであったw PJにはサイズ合わないもの。
ストレスも溜まるだろうから、体を動かさなくてもできるような顔芸をクリッカーで教える。
食べるの好きだしね。クリッカーは今まであまり気が進まなかったわーちゃんだけど、やってみたら面白いらしい。
キューで鼻を舐める「ペロン」という芸ができました。
他にも耳を動かすとか、口を開けるとか、目を閉じるとか、いろんなことできそうだからね。散歩行けない分こっちで遊ぼうね。
もちろん、わーちゃんには、死ぬまで歩いて欲しいと思っている。