孤独のグルメ

IMG_6905.JPG

孤独のグルメ」原作久住昌之×作画谷口ジロー。

「おじさんがただただ食べているだけのドラマなんだけどね、面白いよ」って聴いてから観てはみたかったものの、結局観ないまま終わってしまった(と思う)ドラマ。その原作のコミック。

谷口ジローといえば犬好きの方には「犬を飼う」でおなじみですね。何度読み返し、自分と犬との暮らしの中で何度作中のエピソードを思い返しただろう。
「犬を飼う」以外の猫の話、猫と少女の話も何遍も自分に重ね合わせたりした。最初に読んでから20年位経っているんだなぁ。

「グルメ」とか「犬」とかテーマはあるけれど、実際のところは人生を描いている。心の動きが沁みてくるいい作品だなー、

あとさ、これ1997年に発刊された作品なのだけど、文字組みがまたいいんだ〜。ピッチピチに詰めてあって、フォント好きにはたまらない。「もぐ」とか「はふっ」「はふっ」ってのが丸ゴシックで。90年代を感じる。

フォント好きの皆様は、本や雑誌のデザインを見て発行年を当てる遊びとかやりますよね?

文庫版で買ってみたけれど、小さな字と、緻密な描き込みでちょっと物足りない感じもしたので、新装版がおすすめですね…。

コンパニオンバードの病気百科

これは今年三月に発刊された本で、
このブログを読んでくださっている方なら
とっくにご存じかと思いますが、あえてレビューを書いてみます。

まず、対象が一般の飼い主であることがポイント。
今までにも鳥の医学書って何冊か出ていましたが、まさにプロ 獣医師や看護士向けといった内容とお値段で、獣医学の知識がないと、買うに買えず…といった本でしたね。

それはそれで素晴らしいのですが、飼い鳥の病気はまず予防が一番という面もあり。
どんなに経験と知識の豊富な鳥専門の獣医師がいても、飼い主に知識がなければ連れてきてももうすごく悪くなっていた…。なんてこともあるのです。
鳥にはなにが危険でなにを与えるのがいいのか?
思いもよらないものが危なかったりします。
この本にはそれらが書いてあります。
ただし飼育書のようにまとめて書かれていないので、一度は全部読んでみるといいと思います。

バッグの中、テーブルの上、いつでも読めるところにおいておき、ひまならパラパラとめくって、頭に入れておきたい内容が満載です。

3,200円と本として考えれば少し高いのですが、著者の小嶋篤史先生もいう通り、かなりお値打ちなんだそうです。ほかの出版社から出したらもっとお値段アップとか。

これは私としては鳥を飼う全ての人に読んで欲しいと思う。
病気に苦しむ鳥が一羽でもいなくなって欲しい。
が、先日も、超低体重の幼い鳥さんの話を聞き、どうか元気に育って欲しいと願っていたものの、必死の看護の甲斐なく亡くなったと聞き本当に残念です。

鳥なんか安いんだから、死んだらまた買えばいい。病院に連れて行く方が高いから連れていかない。
という人と、正しい知識を持ち、適正な飼養管理をしている人。
もちろんこういう風にきっぱり二分できる訳ではないけれど、そんな傾向はあるかなと。

鳥を始め、生き物は使い捨ての道具ではないし、飼う以上は健康管理をして行くべきだと思う。

この隔たりをなくすのは無理でも、どうにか小さくしていけないかな?パラレルワールドのまんまなの?
そんなところに一石を投じてくれそうな本ですよ。

オススメなので是非読んでください。

コンパニオンバードの病気百科—飼い鳥の飼育者と鳥の医療に関わる総ての方々に薦める“鳥の医学書”

すっごい鳥の写真集 その2

IMG_3098.jpg すっごい鳥の写真集。

買いました。
ほんとすごいです。買って損はありません。おすすめです!w

中身をチラリと。
大きな本に大きな写真が。
実物大以上だと思いますw

IMG_3099.jpg

日本ではまず見られないコスミレコンゴウインコ。

IMG_3100.jpg

そして、なんだかそっくりな作りの本を見つけて、ついつい記念撮影ww

IMG_3098.jpg

すっごい鳥の写真集。

これ。

http://birdbook.org/

このサイトで美しい写真が見られます。
どっかのバードパーク(ピッツバーグのナショナルエイヴィアリー他)で撮影されたようです。

films > Aviaryと進むと、撮影風景が見られます。
ディスプレイに載って頭をふくらませているスミレコンゴウ。かわいい…。

コンゴウインコが大好きでmacaws.jpというドメイン名まで取ってしまった私。
ベニコンゴウとアカミミコンゴウが好きなんだけど、この本にはアカミミコンゴウは載っていないかも。
でも、Spix’s Macawが載っています。

あー。なんかもう無性に欲しくなってポチッとクリックしてしまいました!

届いたらまたレポートします。

しゃもんとはんにゃ

大好きな犬、シベリアンハスキーのしゃもん。
Wanという犬雑誌に15年くらい前に連載されていた漫画でしゃもんのことを知ったのだけど、最初の感想は「…個性的な絵だな〜…」。数年後に愛犬しゃもんと旅に出るという本が出版され、入手して何回も何回も読み返した。もう、ほんと笑いあり涙ありで、かあちゃんとしゃもんの思いっきり体当たりな旅(一所懸命!)がおもしろくってねぇ…
残念ながら絶版になってしまったので現在入手するには古本でしか方法がないが…。
Wanでの連載が終わってしまって寂しく思っていたのだが、いろんな雑誌でコラムなどを書いていて「あっ、しゃもん、元気なんだね」と確認できて嬉しかった。
しゃもんはすでに亡くなってしまったけれど、サイトで写真が見られて、涙…

同じく大好きな犬たち(日本では伝説になっている):ボーダーコリーのテツ、スタンダードプードルのジョゼ、ラフコリーのジャッキーも登場している。もう全員この世にいないのだけど。
テツには一度アジリティ会場で会ったことがあるなー。飼い主さんが、すっごくいい人だった(アジの出番前でピリピリしているのか?誰も話してくれなかったって言うか^^;)。

そんな塩田さんのブログを発見!!!
「うちのはんにゃん」
http://negoto.tea-nifty.com/blog/

おもしろい〜っ!やっぱ、プロの漫画家。話の作り方も見せ方もおもしろいの。
2008年4月のポストから読むと順番に読めますよ〜
ブログ、続きが楽しみだ。

「しゃもん」に「はんにゃ」…名前が渋い!!ところも好きです。

読まなきゃリスト

蟹工船 党生活者
太陽の子
ラッシュライフ

ハリー・ポッターと賢者の石
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
ウッシーとの日々2
ウルフィーからの手紙
ドッグズ・マインド(これは以前読んだ気がする…)